東京医科歯科大学 整形外科

東京医科歯科大学整形外科7

膝蓋骨脱臼(習慣性・反復性膝蓋骨脱臼)

膝蓋骨脱臼(習慣性・反復性膝蓋骨脱臼)とは

膝蓋骨(膝のお皿)とふとももの骨(大腿骨)は膝で膝蓋大腿関節という関節を形成してます。通常は大腿骨の上をお皿が滑らかに上下に動いております。外傷や先天的な要素でお皿が外れてしまうことがあります。それが膝蓋骨脱臼と呼ばれる病気です。一度、脱臼すると繰り返すようになる事が多く、そうなると反復性または習慣性膝蓋骨脱臼と呼ばれます。症状としましては初回脱臼では膝の強い痛み、脱臼回数が多くなると痛みは強く無くなることが多いです。その他、お皿がずれているような違和感、不安感を感じます。

内側膝蓋大腿靱帯再建術について

正常膝では膝蓋骨が脱臼しないように膝蓋骨と大腿骨を結んでいる靱帯があります、それが内側膝蓋大腿靱帯です。 初回脱臼時に90%の症例で断裂してしまうといわれております。私たちの大学病院では解剖学的側面、機能学的側面より元通りの位置に元通りの機能を果たせるように靱帯を再建しております。これらにより、安定感が得られ、再脱臼の可能性を低く抑えることができます。なお、先天的な骨の形による要素が強い方には骨の矯正の手術も追加する事があります。適切な手術法の選択により、より良く元の日常生活動作への復帰が可能となっております。

手術模式図
(最終更新:2017-07-20)
Return Top