東京医科歯科大学 整形外科

東京医科歯科大学整形外科7

後期研修プログラム

整形外科 専門医コース

コースの全体像

後期研修開始より、原則として1年ごとに大学及び協力関連施設をローテーションすることによって、幅広い整形外科の診療技術・知識を修得し、バランスのとれた整形外科専門医を育成し、その後に続くsubspecialty修得の礎を築くことを目標とする。日本整形外科学会認定の整形外科専門医を取得して本コースは修了となるが、修了者はほぼ全員、引き続きsubspecialtyを習得すべく、当科での専門研修へ進んでいる。従って本コースにおける整形外科専門医取得は最終目標ではなく、あくまでsubspecialty確立までの一過程ととらえるべきである。

整形外科 専門医・大学院コース

コースの全体像

上記の専門医コースの研修中、後期研修開始より2~4年程度経過した後、大学院へ進学し、より高度な整形外科関連の研究に従事して学位論文を作成し、医学博士の学位を取得する「専門医・大学院コース」を途中で選択することが可能である。本コースは整形外科専門医取得と、学位取得をもって修了となるが、修了者はほぼ全員、引き続きsubspecialtyを習得すべく、当科での専門研修へ進んでいる。

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コースの概要

1)後期研修1年目の目標・実績

  • 基本的な外来診療手技の習得(関節穿刺、関節内注射など)
  • 基本的な検査手技の習得(脊髄造影、関節造影など)
  • 基本的な手術手技の習得(大腿骨転子部骨折、長幹骨骨幹部骨折、鎖骨・足関節・肘頭骨折の骨接合術など)
  • 各種勉強会等による知識の集積、大学主催の集談会、地方会などでの研究会発表
  • 1年終了時までの平均執刀実績75(9~200)件…2014年当科調べ

2)後期研修2年目の目標・実績

  • 1年目に不足した研修内容の補完
  • 基本的な手術手技の習得(大腿骨頚部骨折の人工骨頭置換術、関節周辺骨折の骨接合術、小児の骨折治療、簡単な腱・靱帯の縫合術など)
  • 関東整形災害外科学会、東日本整形災害外科学会などでの学会・研究会発表
  • 2年終了時までの平均執刀実績292(186~383)件…2014年当科調べ

3)後期研修3-4年目の目標・実績

  • 2年目までに不足した研修内容の補完
  • 専門的な手術手技の導入(関節鏡の基本手技、人工関節置換術、脊椎手術など)
  • 日本整形外科学会などでの学会発表
  • 和文論文の執筆
  • 3年終了時までの平均執刀実績487(444~588)件…2014年当科調べ

4)大学院修了までの目標(専門医・大学院コース)

  • より高度な整形外科関連の基礎研究
  • 海外学会での口演・ポスター発表、各種学会賞の獲得
  • 英文(学位)論文の執筆
  • 協力関連施設の概要・手術実績はこちら

専門医の取得条件等

学会等名 日本整形外科学会
資格名 整形外科専門医
資格要件 日本整形外科学会に4年以上、正会員として在籍
初期研修を含めて6年(認定研修施設で3年)以上の研修
論文1編・主発表1回以上
研修講演30単位受講
研修症例記録の提出
専門医試験合格

大学・関連施設はすべて、日本整形外科学会の認定研修施設であり、発表・論文執筆の機会も積極的に与え、指導している。教育研修講演については、大学の主催で1年あたり9単位分セミナーを開催している。

コース修了要件

整形外科専門医の資格取得をもって修了とする。(大学院コースのみ、学位取得も要件に含まれる)

コースの実績・指導状況

後期研修プログラムに新規参加した後期研修医は平成18年度11名、19年度13名、20年度9名、21年度12名、22年度7名、23年度9名、24年度11名、25年度7名、26年度12名、27年度7名、28年度17名である。新臨床研修制度設立前の当科入局者を含め、整形外科専門医合格率はほぼ100%である(2014年現在)。またsubspecialtyの専門医資格(脊椎脊髄病学会指導医、手外科専門医、リウマチ医など)を取得している指導スタッフも多数在籍している。
上記の通り、大学と協力関連施設を含め21の医療機関において、100余名の専門医が後期研修医の指導・育成にあたっている。全施設で1年間に約16,000件もの手術を行っており、症例が豊富で研修には最適の環境が整っている。
大学院進学者は、数々の国際学会(AAOS, ORS, CSRSなど)で発表を行い、格式の高い海外雑誌(Nature, Nature Medicine, JBJS, Spine, JORなど)に論文が採用されており、各種学会賞も多数受賞している。

(最終更新:2016-07-25)
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