スポーツ時に起こりやすい前十字靱帯損傷や、高齢者に多い変形性膝関節症・関節リウマチなど、膝関節の様々な症状を対象にしています。前十字靱帯損傷の手術では、2重束2ルート前十字靭帯再建術を、全国に先駆けて1994年から行っています。入院が1週間前後で済み、高いスポーツ復帰率・患者満足度(全体評価で89点、スポーツパフォーマンスで87%)を誇ります。変形性膝関節症は両膝同時に罹患する確率が高く、両側同時施行人工膝関節置換術の症例が増加しています。入院治療日数を短縮でき、経済的メリットも大きな手術法です。外傷性の軟骨欠損に対しては、滑膜幹細胞移植による再生医療を行っています。
担当医師
生体支持組織学講座 運動器外科学分野
教授 古賀 英之
Hideyuki Koga
先端医療開発学 応用再生医学分野
教授/再生医療研究センター センター長 関矢 一郎
Ichiro Sekiya
統合教育機構 教養教育部門/スポーツ医歯学診療センター・病院(医系) 高気圧治療部
教授/センター長 柳下 和慶
Kazuyoshi Yagishita
生体支持組織学講座 運動器外科学分野
准教授 中村 智祐
Tomomasa Nakamura
先端医療開発学 応用再生医学分野/再生医療研究センター
講師 大関 信武
Nobutake Ozeki
軟骨再生学講座
准教授 中川 裕介
Yusuke Nakagawa
生体支持組織学講座 運動器外科学分野
助教 片倉 麻衣
Mai Katakura
スポーツ医歯学診療センター・病院(医系) 高気圧治療部
講師 星野 傑
Takashi Hoshino
先端医療開発学講座 整形外科学分野
特任助教 雨宮 正樹
Masaki Amemiya
スポーツ医歯学診療センター
特任助教 安 宰成
Jae-Sung An
先端医療開発学講座 整形外科学分野
特任助教 長谷川 翔一
Shoichi Hasegawa
非常勤講師 堀江 雅史
Masafumi Horie
非常勤講師 吉原 有俊
Aritoshi Yoshihara
手術実績
2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | |
前十字靭帯再建術 | 72例 | 38例 | 45例 | 63例 | 75例 |
片側人工膝関節置換術 | 69例 | 41例 | 66例 | 65例 | 74例 |
両側人工膝関節置換術 | 44例 | 27例 | 38例 | 28例 | 34例 |
膝周囲骨切り術 | 53例 | 70例 | 92例 | 91例 | 157例 |
半月板縫合術 | 56例 | 45例 | 48例 | 75例 | 63例 |
足・足関節手術 | 15例 | 38例 | 43例 |
専門医が在籍する関連病院
- 川口工業総合病院
- 同愛記念病院
- 横浜市立みなと赤十字病院
- 土浦協同病院
- 中野総合病院
- 多摩北部医療センター
- 東京ベイ・浦安市川医療センター
- 諏訪中央病院
- 草加市立病院