東京医科歯科大学 整形外科

東京医科歯科大学整形外科7

脊椎・脊髄グループ

DSC02221くびから腰までの背骨の病気に対して、患者さんごとに生活環境やご希望などを十分に相談のうえ、最適な治療法を提供します。小さな傷で体の負担が少ない低侵襲手術も積極的に採用し、高齢者の脊椎圧迫骨折の経皮的治療や脊椎内視鏡手術も積極的におこなっています。また、私たちが研究開発している脊髄機能診断装置は世界最先端の技術です。脊柱靱帯骨化症、脊髄腫瘍、脊椎矯正手術(側弯症・後弯症)など難しい手術では、こうした新しい装置を用いて正確な診断を行い、顕微鏡、術中ナビゲーション、術中CT、術中脊椎モニタリングなど先端技術を駆使して、安全・確実な手術をおこなっています。

脊椎診療班は、毎週金曜日の午後に専門外来を行うだけでなく、午前中の一般外来においてもほぼ毎日専門スタッフが出ており、脊椎疾患患者の診療を行っています。特定の疾患に偏ることなく、また手術療法のみに固執することなく、病状の説明や考えられるすべての治療法の長所短所を十分に説明し、治療法選択において患者さん自身のご希望を十分に取り入れていく様にしています。

最先端医療

脊椎疾患の手術法は前方法と後方法に大別されますが、脊椎のどの部位でもこれら全ての手術法を行うことができます。特に、難病に指定されている頚椎後縦靭帯骨化症に対する前方骨化浮上術は、当科で開発された極めて理にかなった手術法ですが、難易度の高い手術であるためこの術式を選択している施設は多くはありません。また、脊髄モニタリングに関しては世界のトップレベルにあり、モニタリングが必要とされる疾患、例えば側弯症・脊髄腫瘍(髄内・髄外)・脊髄係留症候群などの手術は、脊髄モニタリングを駆使することにより、極めて安全に手術が行うことができます。

脊柱靱帯骨化症難病研究班

現在、当科では(厚労科研)脊柱靱帯骨化症難病研究班(研究班長:大川、事務局代表:吉井)の事務局を務めており、全国30以上の専門施設と連携を取りながら、たくさんの臨床・基礎研究を行っております。当院及び関連施設における頚椎後縦靱帯骨化症、胸椎後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症などの難治性疾患に対する手術件数は全国随一です。

担当医師・外来表

午前 大川  淳
川端 茂徳
猪瀬 弘之
榎本 光裕
(3週)
森下 真伍 松倉 遊
平井 高志
湯浅 将人
吉井 俊貴
午後 猪瀬 弘之
平井 高志(3週)<脊椎転移>
平井 高志(2週)
湯浅 将人(4週)
榎本 光裕
(3週)
加藤 剛
森下 真伍
松倉 遊
平井 高志
湯浅 将人
吉井 俊貴
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大川 淳 Atsushi Okawa

大学院 整形外科学 教授
専門 :脊椎脊髄外科

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吉井 俊貴 Toshitaka Yoshii

大学院 整形外科学 准教授
専門 :脊椎脊髄外科

猪瀬 弘之 Hiroyuki Inose

整形外傷外科治療開発学講座 准教授
専門 :脊椎脊髄外科

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平井 高志 Takashi Hirai

大学院 整形外科学 講師
専門 :脊椎脊髄外科

湯浅 将人 Masato Yuasa

医学部附属病院 助教
専門 :脊椎脊髄外科

松倉 遊 Yu Matsukura

医学部附属病院 助教
専門 :脊椎脊髄外科

森下 真伍 Shingo Morishita

医学部附属病院 特任助教
専門 :脊椎脊髄外科

小林 裕 Yutaka Kobayashi

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

歌川 蔵人 Kurando Utagawa

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

川畑 篤礼 Atsuyuki Kawabata

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

橋本 淳 Jun Hashimoto

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

元吉 貴之 Takayuki Motoyoshi

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

高橋 拓也 Takuya Takahashi

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

田中 寛来 Tomoyuki Tanaka

大学院 整形外科学 大学院生医員
専門 :脊椎脊髄外科

橋本 泉智 Motonori Hashimoto

医学部附属病院 医員
専門 :脊椎脊髄外科

ジョイントリサーチ講座 先端技術医療応用学講座
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川端 茂徳 Shigenori Kawabata

先端技術医療応用学講座 教授
専門 :脊椎脊髄外科

非常勤
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加藤 剛 Tsuyoshi Katoh

臨床教授
専門 :脊椎脊髄外科

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榎本 光裕 Mitsuhiro Enomoto

非常勤講師
専門 :脊椎脊髄外科

手術実績

平成28年度 平成29年度 平成30年度 平成31年度
頚椎前方 21例 21例 38例 35例
頚椎後方 35例 49例 50例 92例
胸腰椎前方 5例 4例 4例 7例
胸腰椎後方 133例 206例 183例 160例
腫瘍 25例 31例 28例 29例
その他 8例 15例 17例 17例
うち靭帯骨化症 26例 23例 30例 37例
全件数 227例 326例 320例 340例

専門医が在籍する関連病院

  • 九段坂病院
  • 済生会川口総合病院
  • みなと赤十字病院
  • 東京ベイ・浦安市川医療センター
  • 土浦協同病院
  • 青梅市立総合病院
  • 埼玉石心会病院
  • 佐久総合病院 佐久医療センター
  • 諏訪中央病院
  • 練馬総合病院

臨床研究

臨床研究
1.頚髄症の治療成績と術式選択(前方法、後方法)
2.脊柱靭帯骨化症の画像評価
3.腰部脊柱管狭窄症の手術選択
4.骨粗鬆症性椎体骨折に対する保存治療(AMED多施設研究)
5.骨粗鬆症性椎体骨折に対する手術療法
6.硬膜欠損を伴う脳表ヘモジデリン沈着症に対する手術療法
7.成人脊柱変形の手術療法
8.脊磁計の開発
9.脊髄モニタリングに関する臨床研究

取り扱う主な疾患

2020年06月23日
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