ORS(Orthopaedic Research Society) 2023

ORS(Orthopaedic Research Society) 2023 参加報告

大学院生 古岡秀人

先日、米国カリフォルニア州ロングビーチで開催された整形外科の国際的な基礎学術集会であるORSOrthopedic Research Society)に参加してきました。当教室からは、運動器外科学古賀教授のワークショップをはじめとして、大学/大学院から新田先生、白畑先生、吉田先生、関先生、YANG先生、片野先生、遠藤先生、日髙先生と多くの演者が幅広い分野で口演やポスター発表を行いました。日本からの登録演題数でいうと随一だったのではないかと思われます。3年ぶりの現地開催だったこともあり会場は大盛況であり、私は軟骨代謝の分野でポスター発表をさせていただきましたが、この分野では日本人研究者が多く参加しており、日本の研究力の高さを実感しました。一方で不慣れな英語での発表や質疑応答に関しては一層の努力が必要であると痛感しました。

ここ数年でオンラインでの学会が発達したおかげで、目的のポスターや口演へのアクセスはしやすくなった一方で、あまり興味が無かった演題に関しての足が遠のいていたのですが、現地での学会はそういった普段接しないような分野にも接することができるのはやはり良い点だなと感じました。

私は応用再生医学分野関矢教授の下で軟骨再生に関わる関節液中間葉系幹細胞について研究を行っておりますが、当教室では国際学会の参加を含め、臨床だけではなく多くの幅広い基礎研究に関わる機会があります。基礎研究に興味がある先生方は是非大学院への進学を考慮いただければと存じます。

 

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