2025 ORS 参加報告
大学院生 白畑 航
2025年2月7日から2月11日に米国アリゾナ州フェニックスで開催されたORS 2025 Annual Meetingに参加しましたのでご報告させていただきます。
フェニックスは、アメリカ南西部に位置するアリゾナ州の州都です。砂漠気候の都市であり、夏は40度を超える猛暑になります。しかし、学会開催期間である2月は平均最高気温が22度と非常に過ごしやすい環境でした。
ORSはOrthopaedic Research Societyの略でアメリカの整形外科分野における基礎研究の最先端の国際学会であり、日本を含め世界各国から幅広い研究者が集まっていました。
当教室からは、古賀教授、宮武先生、山下先生、關先生、勝又先生、萩原先生、私の計7人が参加しました。
私はポスタープレゼンテーションする機会をいただき、ウェアラブルロボットを用いた人工膝関節全置換術後の患者様を対象としたリハビリテーションの研究発表を行いました。この発表を通じて海外の複数の研究者から質問やフィードバックを頂き、大変有益でした。また、堂々とした発表態度や積極的なディスカッションの姿勢は見習う必要があると感じました。私は当学会への参加は昨年に続き2度目で、国際学会での発表はまだ大きな緊張を感じますが、その分得られるものが多く刺激を受けました。
今回の経験を活かし、今後の研究活動に取り組んでいきたいと思います。
最後に今回の学会参加に際し、お忙しい中、手厚いご指導をいただいた緒方先生、中川先生に深く感謝申し上げます。