第33回 日本脊椎インストゥルメンテーション学会 参加報告
大学 新田智久
この度2024年9月20日~21日の2日間、北海道札幌で開催されました第33回 日本脊椎インストゥルメンテーション学会に参加して参りましたので御報告いたします。
9月も終わろうとしているこの時期に東京では35℃を超えるような暑さが毎日続いています。今年の夏は昨年と並んで過去最も暑い夏だったようです。札幌は最高気温20℃前後と非常に涼しく、スーツが快適に感じる過ごしやすい気候でした。
「連携・融合が拓く次世代脊柱再建」をテーマにグランドメルキュール札幌大通公園で開催されました。今回が最後の単独開催となり、来年からは日本脊椎インストゥルメンテーション学会、日本側彎症学会、日本低侵襲脊椎外科学会、最小侵襲脊椎治療学会、日本脊椎前方側方進入手術学会、日本成人脊柱変形学会が連携してSpine Week Japan 2025として共同開催となります。
公募演題371題、参加人数は675名だったとのことで、会場は大盛況でした。医科歯科からは27演題、骨化症や頸椎手術、脊柱変形についてなど多岐にわたる発表がありました。私は成人脊柱変形手術におけるインプラント合併症についての発表をさせていただきました。会場からも多数の御質問をいただき、非常に学びの多い貴重な経験となりました。
また当教室から橋本泉智先生が頸椎前方手術の術後上気道障害についての御発表で優秀口演賞を受賞されていました。
2日間を通して医科歯科の先生方をはじめ多数の発表を聴き、改めて医科歯科チームの強さ、凄さを感じました。そんな先生方をみながら、自分も臨床、研究とより一層精進していきたいと思いました。