第16回CSRS-AP@上海 参加報告

16CSRS-AP@上海 参加報告

東京科学大学 橋本泉智

この度、2026年3月11-13日に開催されました第16回CSRS-AP(Cervical Spine Research Society Asia Pacific)学会@上海に参加させていただいたため、報告致します。

本学会は頚椎の学会としては最も権威のあるCSRSのアジア学会です。今回は中国のHongxing Shen先生がPresidentで、上海の国際会議センターで開催されました。今回の学会テーマが[From innovation to implementation: AI powered precision diagnosis and minimally invasive surgery]ということでテーマならではのMISセッションやアジア学会ならではの頚椎後縦靭帯骨化症や椎弓形成術などアジアに多い疾患や手術をテーマでの議論、日本ではまだ症例数が少なく、以前から中国や韓国では行われてきている人工椎間板手術(TDR)の長期成績報告、日本では使用されていないインプラントや日本では見かけない術式での臨床成績報告など興味深い内容が多くありました。

普段のCSRS-AP学会ですと関連病院含めて多くの先生方が参加することが多いのですが、今年は大学から吉井教授、松倉先生、山田先生、江川先生、小沼先生、私の6人のみで参加致しました。学会会場は1会場のみでしたが、とても広く、モニターも大きくライトの使い方など近未来感のある素敵なデザイン構成でした。吉井教授はkeynoteという招待講演で4DdynamicCTMについてお話されました。松倉先生は前方術後C5麻痺、山田先生は前方術後気道管理、江川先生は前方術後椎体前部軟部組織腫脹、小沼先生は高齢者における頚椎前方手術合併症、私は上位頚椎OPLLについて、皆oralにて発表させていただきました。5分発表+シンポ形式での質疑応答でした。日本からは他にも千葉、慶應、富山、筑波、横浜南共済など多くの先生方が来られていましたが、東京科学大学の演題数、参加人数ともに日本ではトップでございました。

 

 

 

 

 

 

上海は世界新三大夜景(一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー選定)の一つということもあり、学会で勉強した後に伺いました。ちなみに残り二つは長崎とモナコだそうです。ちなみに旧世界三大夜景もあり香港・ナポリ・函館だそうです。黄浦江(こうほこう)という川をはさんで対峙する、ふたつの異なる世界観が魅力的で、西側の外灘(バンド)には重厚な西洋建築が黄金色に輝き、東側の浦東地区(プードン)には近未来的な超高層ビル群が色鮮やかにそびえ立ちます。外灘の遊歩道を歩きながら眺められ景色は格別でした。

中国国内はとても日本人に優しく、素敵な国でございました。入国、出国ともに問題なく通過でき、多大な心配は杞憂に終わりました。もう一度機会があれば行きたいなと思わせられた国であり、学会参加でございました。

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